2016年5月22日日曜日

王滝クロスマウンテンバイク100km初参加

5時間48分くらい。(リザルト未確認)

4時起床。
朝食に用意してあったおにぎりと味噌汁。
アップや場所取りするわけじゃないので時間はある。
レース前はいつも緊張感から必ずトイレに行きたくなるのだが
今回はリラックスしまくっているため、なかなかしたくならず困った。

5時ごろ会場入りして準備する。
真夏日になると予想されており、朝から温かいと思いきや、かなり冷える。
自転車の準備する時はダウンとか必要なくらい。

6時スタートギリギリに行って最後尾付近に並ぶ。700番目くらい?
BUCYO COFFEEさんはアシモの着包みにファットバイクで最後尾に登場。
熱中症になってしまうのではと心配になる。
スタートして僕らがスタートラインを通過したのは3分くらい後だったか。
林道に入って上り坂で渋滞発生。しばらく歩いて登る。
これも事前情報で織り込み済み。

今回はタイムを狙うよりもしっかり走りこむのとアドベンチャーを楽しむこと。
後方からスタートしている人達は皆先を急ごうとせず落ち着いている。
殺伐としてなくとても良い。
道幅いっぱいに選手が走っているので、間をぬって行くのも難しい。
それでも道の悪い端っこなどを利用して地味に少しずつ前へポジションを上げていく。

1時間くらい経過して、ようやく抜くラインができてきた。
ここからエンジンかけてグングンいく。

2時間経過で走りやすいラインでも抜ける。
そして御嶽の景色が最高に美しい。
止まって写真撮っている人がたくさんいる。その気持分かるわ〜。
渓流も魅力的で次回は竿持ってこようかと思っちゃうくらい。

走りの方はひたすら一定ペースで登る。
そして下りで沢山抜かれる。。
聞いていた通りガレガレの石がごろごろ。
でもこれより厄介だったのが新たにまいたような黒い砂利。
砂利の下りは前輪をとられ本当に難しい。
自然と肩と腕に力が入ってしまった。

50km付近でシングルスピードで出ているSさんにご挨拶。
「どの位のペースですか?」と聞いてみると
「6時間切れるんじゃないかなぁ」と。
特に目標もなく秋の120kmを走る資格となる7時間切れれば良いかなぁくらいで考えていた。
それが6時間切れるカモと知り俄然やる気がでた。

更に60km付近でファットバイクで走るM井さんに追いつく。
SさんといいMさんといい、完全にマゾだなぁ。
「最後に直登のきつい登りがあるよ!85kmからは下り!」
とコースを教えてもらう。
この頃からだいぶ腰にダメージがありコースを知りたかったので助かった。

腰が痛くてなかなか力強く踏めないのをダンシングを交え騙し騙しいく。
5kmごとに案内があるんだけどMTBの5kmってメッチャ長い。
しかも殆ど登りしかないように感じてしまう。
楽できるはずの下りでも力入っているから質が悪い。

第三CP終えて直登の登りは軽く死ねた。
もう腰が爆発してヘロヘロで85kmの看板が全然でてこない。
こりゃ120kmなんて到底ムリだわ。

直登の登りで追いついた100kmの人とパックで登りを走る。
「下りは遅いんで先行ってください」と言い最後の下りに入る。
最初は後ろを振り返って待っていてくれる様子だったが
ボクがあまりに遅いので諦めて先に行ってくれた。
最後の下りは10kmもなく思っていたよりすぐ終わる。
あっけなくゴールした。

ゴール地点のタイムが5時間48分台だった。
思っていたよりだいぶ速くなんか気分が良い。
けれども体はバキバキ。
もう一度バイクにまたがろうとしても脚が上がらない。
腰、肩、腕、首。ロードバイクとは全然違うところがヤバい。
ずーっとガタガタ振動あるんだから流石にダメージがでかい。

王滝に出てみたくて始めたMTB。
エンデュランス競技として自分に適性はあるのかもしれない。
登りでは一度も抜かれなかった。最後尾からスタートしてるから当たり前か。。
ただ今回でMTBには向いていないとはっきり分かった。
下りでビビリ過ぎ。バンバン抜かれるし、前輪とられてコワいし。
特に前半は下り速い人が多かった。
後半はボクと同じようなビビリ組もいて抜くこともあったけど
やっぱり沢山抜かれてしまう。この能力は向上するように思えないな。

それでも、景色の美しさ、コースのダイナミックさ、レースの雰囲気、すべて最高な舞台。
好天にも恵まれて素晴らしいレースを堪能できた。
一度は体験できて本当に良かった。
次出るとしたら制限時間いっぱい使ってあの雄大な大自然を堪能しながら走りたいな。
下りはゆっくり、登りもずーっと景色みながら。

次出るか分からないけど一応備忘録。

タイヤ前輪:シュワルベ・ノビーニック・2.35 空気圧1.8
タイヤ後輪:スペシャ・ファストトラック2.1 空気圧1.8
ホイール前:ROVALアルミ、後:ROVALカーボン
ボンベ4本、チューブ、タイヤレバー、小型ポンプをボトルゲージの工具入れに。
チューブ1本をサドルバックに。

ウェア:長袖 アンダー:ファイントラック・メッシュ 
よれよれのコンプレッションタイツ:転倒時やハネ石で脚の怪我軽減目的。

フルサスバイクにはかなり助けられた。
フルサスじゃなかったら腰が痛くてギブアップしていたと思う。
途中で手をブラブラして痺れを訴える人達をよくみたけどボクはそのようなストレスは全くなかった。
ブレインショックは優秀で登りでブヨンブヨンしないでギャップだけいなしてくれる。
後輪の突き上げもなく快適だった。





BB下に岩がおもいっきりヒットしたみたいでカーボンが凹んでいる。
1cmくらいの大きさ。乗るのに支障ないと思うが今度チェックしてもらおう。

ハイドレーションはとっても使い勝手が良かった。
ガタガタしてボトルに手を伸ばす余裕なかったから。


ボトルの水には手を付けず、1.5Lのハイドレーションも半分残ってた。
6時間暑い中走ったのに飲む量が少なすぎた。


補給はジェル4本と羊羹ひとつ。
他にも沢山もっていたけど、バックパックに手が届かず取れなかったのは想定外。

この情けない3.5cmしかないドローパーズポストも非常に役に立った。
ちょっと下げるだけで下りの腰へのダメージが軽減した。
フルサスで突き上げもないので、下りでどっかり腰を下ろし休めたし。


Rくんも1時間位して戻ってきた。
全然運動してない割には良いタイム。
お互いトラブルなく戻ってこれてあーでもないこーでもないと盛り上がれた。


王滝はまた来たい。今度は王滝ヒルクライムで戻ってこようかな。

帰りは渋滞にも巻き込まれるだろうし家に着くのが遅くなっちゃう。
それに終わった後のビールを早く飲みたい。
てな訳で、ボクらは諏訪ICそばのビジネスホテルを予約しておいた。
月曜の早朝出発する方が気分的にも楽だし。

諏訪の公衆温泉で汗を流して17時開店の鰻屋さんでまずビールをグビッと。
この瞬間がたまらない。



鰻のヒレ唐揚げはビールに合うね。


生ビール2杯と日本酒ふたりで1合で続きは宿に戻って飲もうと明るいうちから店を出る。
でも結局各自部屋に戻ってそのまま寝てしまった。

4 件のコメント:

K監督 さんのコメント...

お疲れ様でした!
かなり速いですよね?

レースはアレでも、トレイルは行きましょうね♪

tinoue さんのコメント...

終わった直後は次はないな〜と思ってましたが
少し経つと「120km走ったらどんな感じかなぁ」とちょっぴり興味が。。。

フジテン営業時間前にスバルライン1本登ってからパークで遊びましょう!

Unknown さんのコメント...

久しぶりにお会い出来て嬉しかったです♪
しかもまさかの王滝で!

最後尾時間差スタートであの渋滞をくぐり抜けてきて、そのタイムはさすが!おみそれしましたm(_ _)m

毎度毎度、ゴールするたびに「もうしばらくいいかなー?」と思うんですが、喉元すぎるとまたエントリーしていたりする厄介な依存性がある王滝病ですんでまたいつかお会いするのかもしれません(^^;


tinoue さんのコメント...

向井さん、お疲れ様でした!
ボクもお会いできて嬉しかったですよ!
向井さんこそファットバイクで6時間切りじゃないですか!
めちゃビックリです!!

昨日120kmエントリーしちゃいましたw
王滝病に罹ってしまったようです。。
また次も王滝でお会いするでしょうねw