2018年5月27日日曜日

ヒルクライム・イン・王滝村 男子C優勝

男子Cクラス優勝 総合9入賞

1時間12分14秒 (昨年比 − 2分38秒)

3時50分起床、4時10分原村出発。
現地には5時40分着。

ローラーの準備をして受付へ。
ワンピを着ることが多かったが、普通のジャージで。
レース前に着るウインドブレーカーを背中に入れたいっていうのと
ゼッケン貼るの面倒という理由で。

朝食はクリームパンとバナナ2本。昨晩用意していたご飯食べちゃったから。。

ローラーは軽く汗かく程度の20分。
意味あるのか分からない気休めって感じ。

今年は晴れて気温が高い。結局ウインドブレーカー着なくても良いくらい。
でも、一応レース直前まで着ていた。
モンベルのウインドブレーカーは背中に入れていても軽いから気にならないし。

スタートは8列目くらいか。全クラス一斉スタート。
パレード区間の5分位の間に、なるべく前に上がりたい。
しかし、最近集団で走っていないので怖い。

メイン集団からワンテンポ遅れる形でリアルスタートに突入。
勾配が一気に上がり、集団のしっぽにぶらさがる。

前回の経験から、勾配がきついのは最初だけで、その後は集団が有利。
ここは全力で先頭につきたい。
トップテンに入らなければ年代別でも勝てないだろうから。

宮崎さんや橋本さんといった年代別強豪をパスして少ししてから前と間が空いた。
まだCクラスの人が前にいたので、キツかったけど無理して前を追う。

先頭から数えてちょうど10番目。後ろは離れている。
もう前にCクラスはいない。
自分も限界に近くなっていて、民宿街を過ぎた辺りで少し離れてしまう。

前も少しバラけている。9番目の人に追いつくよう頑張るか、後ろを待つか。
ここは一旦力を抜いた方が後半勝負できそうと判断して後ろを待つことに。

若者の列車に乗れれば良いなぁと思っていたら
なんと同じCクラスの人がパスしていくではないか。
すぐに飛び乗ってしばらく様子をみる。坦々と速いペースできつい。

まだ序盤だしキツいレースになりそう。
その人が下がって、自分もヤバいなぁと思っていた時に救世主が。
Aゼッケンの若者が絶妙なペースで前を牽いてくれた。

そのまま前の3人を吸収。
ここからほぼ同じメンバーで走る。
後ろを振り返らなかったので、誰がいたか定かではないが。

前の3人もきつそうだけど、時折ペースを上げる。
そのたびにチギレそうになるが、ここで終わるわけにはいかんと気合をいれる。
みんな疲れているし、後半粘れるのが自分の持ち味だから。

スキー場を過ぎた辺りで、再びCの人が前に出た。
ボクは辛さに慣れてきた頃だったので反応できた。
辛い時にAクラスの救世主がこれまた絶妙のひきを見せる。

ラスト5kmを切った時は後ろから来たBクラスの人と、前にいた3人のうちのひとりチャンピオンクラスの若者、そしてAクラスの救世主君。

ラスト2kmくらいでAクラスの子が少し遅れる。
Bクラスの人が引っ張る形で3人で走り、ラスト1kmから前を牽いて牽制気味に走った。

コーナーを曲がって「ゴールはもうすぐ」の看板辺りで二人から遅れた。
もうCクラス優勝は間違いなさそうと思ったら力が抜けた。
ラスト100mくらいは死にそうになるくらいもがいてゴール。

今回は正直なところ、気持ちがものすごく揺れていた。
本当はレースするのがあまり好きじゃないのかもしれないと。
レースに参加するワクワク感はなくなり、強くなるぞ!って気持ちが薄れている。

最近は競い合ってゼェハァしなくても自転車たのしんでいるし。
平日ローラーのゼェハァはボクには瞑想みたいなもの。酒飲み前の儀式 というか。

それでも昨年よりは練習してるから、どれくらい成果があるかみたい。
けど見るのが怖いっていうモヤモヤ感。

一旦レースに出るとスイッチが入ってしまうタイプなので全力で。
ホントにきつかった。勝った喜びより、まだレースやる気力があったんだと。
ゴール後はホッとした気持ちが一番だった。

今回の優勝で今年は満足しちゃった感がある。
優勝というのと昨年よりタイム短縮したという成果が出たので。

また気が変わる可能性も高いけど、次の美ヶ原で今年は終わりにしようかな。
美ヶ原はここ数年毎年タイムを落としているので、今年は昨年を上回りたい。
過去最多出場レースであり、それがモチベーションになるレースだから。

レース後にCクラス2位の人が
「ブログ見て前から知ってました。一緒に走れて嬉しかったです」と声をかけてくれた。
そう言ってもらえると、とても嬉しいし、まだ頑張ろうかなと思える。

機材で昨年からの変更点は

サドル : アリアンテ→Power ARC
クランク: 172.5mm→170mm
ステム : 100mm→110m
ペダル : タイム→ルック
タイヤ : SOYO→corsa speed 23C

変更点の前に、何より最初に感じたのは「漕ぎ出しが軽いわ!反応いいわ!」
普段はグラベルロードしか乗らなくなったので、レースバイクの有り難みを感じた。
最近全然乗ってないのに違和感が全く無かった。もう5年半の付き合いになるからかな。


優勝したから言うのもなんだが、このタイヤは良かった。
SOYOより路面変化でバタつきがなく、推進力が増したような。
重量より乗り心地と乗り味が精神的なプラスになった。


このサドルはやっぱり最高だ。
レースで本気になって前乗りになっても鼻が短いとは感じなかった。


クランク長さも170mmにして良かった。
練習で回転数が上がっている効果からか中盤のキツイところで回してこなせた。



フレーム   : CERVELO R5 VWD 
サイズ    : 530mm
コンポ    : DURA ACE
クランク   :    50x34T 170mm
スプロケ   : 12-25T
シートポスト : 3T LTD オフセットなし
サドル    : Specialized S-works Power ARC
ハンドル   : TNI 400mm
ステム    : Ritchey 110mm
ホイール   : lightweight vantoux
タイヤ    : Vittoria corsa speed 23C 7気圧くらい
ペダル    : Look carbon blade
ボトル    : 水 半分
ウェア    : synerzy黒緑半袖 passnormalstudios夏用アンダー

王滝のコースは全長24km,標高差1290mと走りごたえ十分で景色が素晴らしい。
今まで走ったレースの中で、乗鞍、蔵王、そしてこの王滝がトップ3に入る。






表彰式が14時過ぎに終わって地元の食堂で。
イノブタ焼き肉定食。



伊那の親戚に会いたかったが、イチジクパンを予約していて、17時までに原村に戻らなきゃいけないので断念。
日本酒も買いに行きたかった。。

16時過ぎに戻って何もせず、まずは昨日の残りワインを。



夕飯も明るいうちから、スキレットでアスパラとチーズ、そして信州サーモンを焼いて食べる。
最後は誰かから頂いて置いてあったスナック菓子をつまみに禁断のウイスキー。
20時前には完全に酔っ払っていた。明日は4時起きで東京に戻るので今日も早めに就寝。

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