2024年7月30日火曜日

歩き方の改善から

ランニングを始めてから、痛みが全く出ない状態で走れることは一度もなかった。常にどこかしら痛みがあり、またはランニング後に痛みが発生している状態だった。リハビリに通い始めて5ヶ月ほど経ち、ようやく少しずつ改善してきた。

リハビリでは、歩き方やランニング時の着地などを動画で撮影し、痛みの原因となる動きをチェックしてもらっている。そして、問題点を改善するためのトレーニングを教えてもらい、日々実践している。ボクの場合、両足のアーチが潰れてしまうことが一番の原因で、その補強トレーニングと意識改革に努めている。

そのおかげで、これまで気になっていたものの直し方がわからなかった歩き方にも、かなり変化が見られるようになってきた。きれいに歩けなければ、走り方も美しくならないから、この変化はとても嬉しい。歩き方が変わることで、痛みも軽減してきており、今は色々考えながら走ることが本当に楽しい。

今シーズン初の麦草峠までの峠走。


足の負担が大きい下りでも足が痛くならなかった。大きな収穫だ。
愛用シューズはアルトラ・プロビジョン8。
オーバーブロネーションを防ぐように少しサポートしてくれる。


ランニングベストには、アブよけとして「オニヤンマくん」をつけた。
この時期には珍しく全然アブがいなかったので効果の程はわからず。


どれが雑草か作物か判別が難しい我が畑。


ようやく、とうもろこしも成長してきた。



枝豆は少し収穫した。

美味すぎて感動。


2024年7月23日火曜日

チップソーにヘキサゴンブレード

 Acoopの農作業売り場にこんなものが売っていた。


草刈りで一番煩わしいのが、草の絡みつき。
チップソーと本体の間に入ってしまい、わざわざ工具を使って外さなければいけない。
それを怠ると熱をもって本体がしばらく動かなくなってしまうこともある。
早速装着してみた。

絡みつきやすいイネ科の雑草をガシガシと刈ってみると、確かに絡みつきが少ない。
しかも本体との間に入ることがないので、工具を使って外す必要はない。
こりゃいいわ。もっと早くこの存在を知りたかった。

軽トラのシートに傾斜をつけるポールも購入。


これで雨水が溜まりづらくなったね。

更には三角ホーも。

うね間の雑草とりと、土寄せ作業の効率が格段とアップ。
これで娘に「口ばかり動かしてないで手を動かして!!」と雑草取り作業中に怒られなくて済むわ。

新しい芝刈りロボット


 Husqvarna Auto mower 415X

Hondaのミーモが壊れたので、すぐに新しい芝刈りロボットを注文した。選択肢が少ない中、地元の農工具店の人がオススメするモデルなら間違いないだろうと思い、Husqvarna Auto Mower 415Xに決めた。

決め手となったのは、スマホでリアルタイムに稼働状況を把握できるところ。毎週現地に行くたびにロボットが止まっていないかドキドキしていたが、アプリでチェックできるので、止まった場合に販売店の人が見に来てくれるので安心だ。

庭の配線も古いものをそのまま使えるので、配線のコストがかからないのも良い点だった。ただ、頻繁に止まってしまう原因が範囲指定にもあったため、止まりやすい場所の配線をずらして新しくやり直してもらった。そのおかげか、ロボットが優秀なのか、使い始めて1ヶ月ほど経つが、まだ一度も止まったことがない。


こんな感じでアプリから確認できる。



暗くなるとライトまでついちゃう。



2024年7月9日火曜日

農園で収穫

 標高が高い原村では、7月に入って全国的に猛暑となっているにもかかわらず、朝の気温は15℃以下と肌寒いくらいだ。
今こちらでは、あちこちの畑でようやく野菜の収穫が始まっている。うちの畑でも、少しずつだが収穫の時期を迎えている。

最初の頃は雑草と苗の区別がつかなかったが、最近では「これは確かに野菜だよね?」という感じに苗が成長している。ただ、雑草も相変わらず勢いよく伸びているが。

初めての収穫はもう1ヶ月ほど前になるが、その時はほうれん草と小松菜。その2週間後にはじゃがいもとそら豆も追加で収穫。

そして先週末は、じゃがいも、インゲン、そら豆、そして最後のほうれん草を収穫した。

うちの畑は周りと比べると見た目が悪い。週に一回の手入れが精一杯で、雑草が生い茂り、畝も大小さまざまな高さになっている。肥料は庭の生ごみや枯れ葉からできた腐葉土を使っている。それでもちゃんと野菜は育つんだ。虫だけでなく、カエルやミミズもたくさん。

自分たちで作っているからというバイアスがあるかもしれないが、採れたての野菜の味は格別。そら豆やインゲンは柔らかくて甘く、特別な味付けをしなくても美味しい。それだけでお酒のつまみとして最高だ。

2週間前

とうもろこしはまだまだ先

ようやくトマトとわかるようになった

枝豆は順調に育っている

カボチャは実が付いただけで感動。。


インゲンの収穫(モノタロウの手袋使いやすい)


ほうれん草収穫後、別の苗を植えるため腐葉土と米糠を入れて耕す。



畑に馴染んでいる妻

天候が変わりやいので、カバーを取り付けた矢先に豪雨となり早速役立った。



日曜日は白樺ぐるりんで散歩&ランニング。





2024年7月2日火曜日

余市〜ニセコ ワイナリー巡り

20年前に通っていたワインスクールの同窓生が6年前に余市でワイナリーを設立した。2月に久しぶりに再会した際、彼のワイナリー訪問を約束し、仲間たちと一緒にワイナリー巡りを計画した。

彼が創立したミソノヴィンヤードを皮切りに、紹介してくれたお仲間のワイナリー、ドメーヌブレスやドメーヌイチも訪問した。各ワイナリーで、生産者たちの理想とするワインを作るためのさまざまな苦悩を聞き、ワイン作りが生半可な気持ちでは到底成し遂げられないことを改めて痛感した。

2019年頃から顕著になった温暖化の影響で、年間積算温度が200度以上上昇し、かつて北海道で主流だったドイツ系品種(ツヴァイゲルトやケルナーなど)が結実不良を起こし、温暖な品種への植え替えが必要となっている。また、渡り鳥が南下せずに居座ることで鳥害が深刻化し、区画丸ごと食べ尽くされてしまうこともあるのだという。

今回特に感銘を受けたのは、ドメーヌイチの2020年「ブランドノワール」。貴腐菌がついたブドウで作られたこのワインは、とてもまろやかな味わいで余韻も長い、素晴らしい一本だった。しかし、その年を最後に温暖化の影響で貴腐菌がつかなくなり、同じワインを再び作ることができなくなってしまったという。そんな貴重なワインを抜栓してもらい、感謝感激だった。


最初はもちろんミソノヴィンヤードから。
もともと果樹園があった場所ということで、さくらんぼの食べ放題からスタート。
ちょうど実がなる時期でラッキーだった。




ミソノヴィンヤードは水捌けの良い花崗岩土壌。
これから彼が理想とするピノノワールがこの地で作られる。とても楽しみだ。


ドメーヌブレスはきれいに整備されていた。




余市といえばドメーヌタカヒコ

積雪対策として斜めに仕立てられたブドウ畑は、余市ならではの光景だった。



ドメーヌイチのブランドノワール

夜は余市ワインのペアリングディナーを楽しんだ。他のお客さんもおそらくワイナリー巡りで余市を訪れているのだろう。メイン料理でソムリエからサプライズなワイン提供があり、生産者の友人自らがワインの説明をしてくれた。その瞬間、みんなの目がキラキラと輝き、感激しているのがわかった。




最終日は特に予定を決めていなかったが、ドメーヌイチと同じく有機認証を受けているワイナリーがニセコにあると聞き、足を伸ばすことにした。ニセコの美しい景色と清々しい空気の中、ワイナリーに到着すると、生産者の情熱とこだわりがひしひしと伝わってきた。試飲することなく、その場でワインを購入した。ボクら4人はその決断に何の迷いもなかった。

F井さんにしか見えなかった。。。



ワインに対する愛と情熱を再確認する素晴らしい機会となった。


せっかく北海道に来たのだから、ちょっとランニングも楽しみたい。
事前にネットでコースを調べておき、銭函という場所で降ろしてもらい、そこから小樽までの18kmを走ることにした。



序盤の7kmはずっと上り坂で、北海道の6月としては異例の猛暑の中、国道を走るのは少し気が滅入った。しかし、後半は下り坂でペースも上がり、快調に走ることができた。ラスト5kmでは海沿いの美しい景色を楽しむことができ、疲れも吹き飛んだ。