2025年3月22日土曜日

アンジー手術

アンジーが先日体調を崩した際、次女の勤める動物病院に連れて行った。

診察の結果、娘が左前足の付け根にしこりを発見し、すぐに組織を生検に出した。検査の結果、腫瘍の可能性が高いとの診断が下り、手術をするかどうか判断しなければならなかった。高齢のため迷ったが、体力的には手術に耐えられそうであり、術後も歩行に支障は出ない見込みだった。さらに、娘も手術を受けさせたいという意向を示していたため、決断することにした。

現在の娘にはまだ手術を執刀する技術がないため、信頼できるベテランの先生にお願いした。腫瘍は3cmほどだったが、筋膜も切除したため、傷口は15cmに及んだ。

術後、食欲が低下するかもしれないと言われていたが、アンジーは予想に反してガツガツと食事をとった。また、すぐに歩き始めたことからも痛みに強いことがうかがえた。以前受けた前十字靭帯の手術時よりも、痛みは少なそうだった。

入院はせず、すぐに自宅へ連れて帰った。幸い、娘が診てくれるので安心だった。しかし、手術当日は痛みと興奮のためかほとんど眠れず、付き添っていた妻も一睡もできずに大変だったことだろう。朝方、ボクがアンジーを抱きかかえるとようやく眠りに落ち、そのまま膝の上で2時間ほど眠った。

翌日、病院で点滴を外してもらい、自力で歩けるようになった。3日後には普段通りの生活ができるようになったものの、まだ散歩は難しいため、カートに乗せて外へ連れ出した。

手術の決断は簡単ではなかったが、経過が順調で安心した。これからもアンジーが元気に過ごせるよう、しっかりと見守っていきたい。







2025年3月2日日曜日

復帰ライドは三浦半島で

ランに転向してから、自転車で外を走るのはおそらく2022年の11月以来。実に2年以上のブランクがあるため、ちゃんと真っ直ぐ走れるか不安でいっぱいだった。

自宅から横浜方面へ自走するのは少々怖かったので、Iさんと共に本牧まで車で移動。そこから産業道路を通って横須賀方面へ向かう。自転車のポジションはZWIFTで慣れ親しんだバイクと同じなので、全く違和感がない。3月初めにしては暖かく、夏用インナーに長袖ジャージでちょうど良い。風もなく、絶好のライド日和だった。

横須賀を過ぎると海が見えてきて、一気にテンションが上がる。やっぱりサイクリングは気持ち良い!と二人で話しながら、のんびりと走った。観音崎を過ぎると車の数も減り、昔から変わらない漁港の景色が広がる。その風景を眺めながらのライドは、言葉では言い尽くせないほどの心地よさだった。

そこから新規開拓ルートとして丘を登ることに。道の先には、キャベツや三浦大根の畑が広がり、これまた素晴らしい景色が広がっていた。自転車でここまで来たからこそ味わえる感動だと思う。

当初は鎌倉方面まで足を伸ばす予定だったが、車が多く混雑していそうだったため、湘南国際村を登り、横須賀方面へ抜けるルートで戻ることにした。114km,獲得高度1060mのライドを、サイクルコンピューターを使わず、ガーミンウォッチで計測。途中はデータを確認せず、感覚だけを頼りに、僕が先頭を固定して走った。

今回のライドを終えて、自転車をやめなくて本当に良かったと実感。遠くまで足を伸ばし、冒険気分を味わえるし、スピード感と操縦する楽しさは格別だ。ランとの出会いも貴重なものだし、これからは両方を欲張って頑張っていきたい。とはいえランは復帰の目処が全く立っていないのだけれど。